【ルーパー講座】ルーパーなんてどうでもいい/Don’t care much about LOOPER

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皆さん、こんにちは。
今日のブログはルーパー講座の第2回目。
より多くの人がこのブログを参考に、更に音楽を楽しんでもらえたら嬉しいです。

第2回目は「ルーパーなんてどうでもいい」というテーマでお話します。

私はルーパー日本チャンピオンで世界2位を受賞しています。
世界ランカーが「ルーパーなんてどうでもいい」なんて発言をする自体、不思議かもしれません。
でも本当に「どうでもいい」んです。

このブログを見ている皆さんは、ミュージシャンで且つ、多少なりともルーパーに興味のある方々だと思います。

例えば、このブログを見ている皆さんに
「あなたは何故ルーパーをやりたいのですか?」
質問をしたとします。
あなたはどう答えますか?

恐らく「ルーパーをするために生まれきたからだ」
と答える人はいないと思います。

私はルーパー世界ランカーですが、ルーパーをするために生まれてきてはいません。
今まで1ミリたりともそんなこと、思ったこともないです。

私はただ音楽がやりたいだけです。
自分の音楽の世界観を表現するのにたまたま適していたからルーパーを使っているだけであって、将来的に私の思い描く音楽の世界観がルーパーとズレれば、ルーパーは使いません。
それだけの話です。

多分今このブログを見ている方々も私と同じではないでしょうか。
ただ音楽をやりたくて、その気持ちの延長線上にルーパーがあって、ルーパーがあれば自分の世界観や表現したいことができるかもしれないと思ったからこそ、ルーパーに興味をもった。
ただそれだけだと思います。

しかし、あまりに魅力的なルーパーの前にその考えがいつのまにか逆転してしまうことがあります。

「ルーパーという魔法のエフェクタを使えば、使っていない時の自分よりも強くなれる。」
「ルーパーを使えば、音楽演奏において、本来重視するべき基礎練習などをいくつもスキップできる。」

残念ながら、この考えは幻想です。
むしろルーパーは、自分本来の実力をより露わにしてしまう機材です。

音楽の基礎が備わっている人は、ルーパーを使うことでより素敵な演奏ができ、基礎的な部分を疎かにしている人は、ルーパーを使っても、魅力が倍増することはありません。

確かにルーパーにはたくさんの魅力的な機能があります。
だからこそ、「ルーパーなんてどうでもいい」と思いながらルーパーを使う必要性があります。

「いつでも捨ててやる!」と思っていないとただ機能的に優秀な「ルーパー」に自分の心とアイデンティティを持っていかれます。

ルーパーはただの器。
そこに「音楽が好き」という魂が込められた時、はじめてルーパーは「自分らしい音楽」を奏でてくれます。

魅力的だからこそ、ルーパーを使う人間の「信念」や「意志」がとても大事になるということを常に心に刻みながら今日も私はルーパーと向き合っています。

次のブログでは「超ドMな人ほど、ルーパに向いている」というテーマでお話します。

乞うご期待!