皆さん、こんにちは。
今日のブログはルーパー講座の第一回目。
より多くの人がこのブログを参考に、更に音楽を楽しんでもらえたら嬉しいです。
第一回目は「ルーパーって何?」というテーマでお話します。
今、このページをあなたがご覧になっているという事は
私が日本人女性シンガーソングライターであり、
ルーパー日本チャンピオンで世界2位である事をご存じか、
検索エンジンで「ルーパー」と検索して、見つけたかいずれかだと思います。
こちらが私が世界ランカーになった時の動画です。
Naoryu (Japan) ― Second Place of BOSS Loop Station World Championship 2011
「日本のルーパーアーティストの先駆者」と言って下さる方もいて、本当に有難い限り!
応援をして下さる、皆さんの声に応えるべく、日々、技を磨いています。
このページを見に来て、
「ルーパーが何なのか?」を全く知らない人も少ないとは思いますが、まずは基本!
ルーパーをできる限り、分かりやすく説明します。
「ルーパー」は音楽を全く知らない人からは
「楽器」と勘違いされる事が多いですが、「エフェクタ」の一種です。
ライヴ等でギタリストが足元で
何かを踏んづけているのを見た事がある方も多いと思いますが、
その「ギタリストが踏んづけているもの」が「エフェクタ」で
ルーパーも「エフェクタ」の一種。
「ルーパーの生みの親」とも言える存在が、実はあの伝説のベーシストの故「ジャコ・パストリアス」。
時代は進み、ルーパーの存在を更に世に知らしめたのは、イギリス出身の超有名アーティスト「エド・シーラン」。
昨今では「ルーパー」はミュージシャンの間ではすでに当たり前のエフェクタとなっています。
エド・シーランのルーパー演奏
ではその「ルーパー」と呼ばれる「エフェクタ」でどんな演奏ができるのか?
簡単に言うと自分の奏でた音を瞬時に録音、再生してくれるエフェクタです。
例えば「あ」という声を録音したとして、「あ」「あ」「あ」という風に繰り返し(ループ)再生されるので、
「LOOPER(ルーパー)」と呼ばれています。
●豆知識 ルーパーを「Loopstation」「Loop Pedal」「Loop Machine」などと呼ぶ方もいらっしゃいますが、 「Loopstation」=老舗楽器メーカーBOSSのルーパーシリーズの名前ですが、ヒューマンビートボクサー界隈の方でルーパーをループステーションと呼ぶ方がいて、且つ「ルーパー」は「ループをする人」という意味合いで使っている方も多いです。「Loop Pedal」は主に海外でそう呼ぶ方もいらっしゃいます。「Loop Machine」はDTM関連で使われることが多いです。と、あまり名称が固定していないところもあります。
言葉で説明すると、難しく聴こえてしまいますが、基本的には「録音」と「再生」、「多重録音(オーバーダビング)」の機能だけなので、操作は至ってシンプル。
それをより複雑に組み合わせる事で上記でご紹介した、私のルーパー世界2位受賞映像のような難解な「一人オーケストラ」演奏が可能になります。
次のブログでは「ルーパーなんてどうでもいい」というテーマでお話します。
世界2位を受賞した人間が何故「どうでもいい」と言うのか?
乞うご期待!